補正糸球体濾過量

2017年10月29日

キッド
前に糸球体濾過量を測定するのは大変だから日本人に合わせた簡易的な計算法があるって話をしたよね。

リーナ
うん。
推定糸球体濾過量だよね。
いーじーえふあーるって言うんだよねー。

キッド
そうeGFR。
大事だから更に注意点を話していくよ。

リーナ
ま、まだあるんだね・・・

キッド
う、うん・・・

 

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補正糸球体濾過量

 

キッド
そもそものクレアチニンには注意点があったよね?

リーナ
は~い。
全く吸収されないわけではないことと、筋肉の量に左右されるってことで~す。

キッド
素晴らしいじゃないか。その通りだよ。
そもそもクレアチニンで誤差ができてしまってるんだよ。

キッド
eGFRはとても便利な計算法なんだけど、簡易的すぎる面があって人によっては更に誤差を広げてしまうんだ。

リーナ
そーなの?なんで~?

キッド
eGFRの単位は覚えてる?

リーナ
え?単位?美味しいの?

キッド
・・・
まぁ、そこまで考えないよね。

キッド
eGFRの単位はml/min/1.73m2なんだけど、前半のml/minは1分間に何mlかってことなんだけど・・・

リーナ
ほんとだ。
そのあとの1.73m2って何?

キッド
そう。そこが注意しないといけないところなんだよ。実はその1.73m2は日本人の標準的な体形を想定して体表面積を出してるだけなんだ。

キッド
いくつか体表面積の計算法があるけどここではデュ・ボアの式を紹介するよ。

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デュ・ボア(Du Bois)の式

 

体表面積(Body Surface Area:BSA)(m2)
=
0.007184 × [体重(kg)]0.425 × [身長(cm)]0.725

 

リーナ
なるほど~。
1.73m2っていうのは身長170cm,体重63kgくらいの人を想定したものになるんだね。

キッド
やっぱり計算早いな。

リーナ
だったら女の人のeGFR計算式中の×0.739は体形が小さいからなのかな?

キッド
うだね、筋肉量も少ないのもあるだろうね。
だから18歳未満の子供には使えないんだ。

リーナ
そーなのー?じゃあ子供はどーするのよ!

キッド
子供はもっと複雑な計算式になるみたいだからここでは省略するよ。

リーナ
え~!困ったら教えてよね。

キッド
が、がんばるよ・・・

リーナ
良かった。
話がそれたから戻ろ。

キッド
う、うん。

キッド
小柄な人だとこの身長170cm,体重63kgとかけ離れてしまうからこうしたデュ・ボアの式を使ったりして補正をしなくちゃいけないんだ。

リーナ
計算のやり直しだね。
こうしたら良いんじゃない?

 

補正eGFR  =  eGFR × 体表面積 ÷ 1.73

 

リーナ
体表面積にデュ・ボアの結果をいれて、単位の1.73を打ち消すの。

キッド
す、すごいやん。

リーナ
えへへ。

キッド
ちなみにGFRは20歳を約100ml/minとしてピークとなって年々0.5~1ml/min程度ずつ低下していくと言われているんだよ。

リーナ
年齢と共に機能は落ちていくんだね。

キッド
そうだね、だから大事にしないとね。


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