急性腎障害

2017年11月19日

キッド
今まで腎臓がどれだけ大変な役割を果たしているかを話していったよね。

リーナ
24時間休まず働いてるから年齢と共に機能が落ちていっちゃうくらいに働いてるよね。

キッド
うん。
だから今回は腎臓の機能が悪くなった時の話しをしていくよ。

リーナ
は~い。

 

スポンサーリンク

急性腎障害
(Acute Kidney Injury:AKI)

 

キッド
急性腎障害(AKI)っていうのは急性腎不全(ARF)とも呼ばれいて、その名前の通り数時間~数日の間の短い時間に急激に腎臓の機能が低下する病気なんだ。

リーナ
えー!こわいよー!
そーなるとどーなっちゃうの?

キッド
ご飯が食べたくなくなったり全身に疲れなんかが出てくるんだよ。
おしっこが出にくくなったりもするんだよ。

リーナ
じゃあリーナは大丈夫だね。
ご飯食べたいし、元気だし。
あっ!おしっこいってこよ~。

キッド
大丈夫そうだな・・・

キッド
放置してたらケイレンしたり意識を失うこともあるし最悪の場合死亡してしまう場合もある恐ろしい病気なんだよ。

リーナ
そうなの?
心配になってきちゃった。
ぜんぜんおしっこ出そうにない・・・

キッド
さっき行ってきたからだろ・・・

リーナ
そうだった。

キッド
原因は経路によって大きく腎前性・腎性・腎後性の3つに分類されるんだ。

キッド
それぞれ腎前性が約60%、腎性が約35%、腎後性が約5%といわれてるんだけど、それぞれが組み合わさなって複雑な病態になるんだよ。

リーナ
じんぜんせい?

キッド
聞きなれない言葉だよね。
詳しくは次のようになるよ。

スポンサーリンク

 

腎前性


腎臓自体に問題はなく、腎臓への血液供給が不足して腎不全に至ってしまう状態

 

循環血漿量の減少出血、下痢、嘔吐、ネフローゼ症候群など
心拍出量低下心筋梗塞、心筋症、心タンポナーデなど
末梢血管拡張敗血症、アナフィラキシーショック、麻酔薬など
腎血管腎動脈狭窄、薬剤(NSAIDs、ACE阻害薬など)など

 

腎性


腎臓自体が障害を起こし腎不全に至ってしまう状態

 

腎血管血管炎、悪性高血圧、播種性血管内凝固症候群など
糸球体急性糸球体腎炎、膠原病(強皮症など)など
腎間質感染症、高カリウム血症、膠原病(シェーグレン症候群など)など
尿細管閉塞尿酸、シュウ酸など

 

腎後性


腎臓自体に問題はなく、腎臓でつくられた尿が体外に出る経路が閉塞してしまい腎不全に至ってしまう状態

 

尿管の閉塞腫瘍、結石など
膀胱の閉塞膀胱腫瘍、結石など
尿道の閉塞前立腺肥大(癌)、腫瘍など

 

キッド
簡単にいうと、
腎前性は腎臓に向かう血液の問題。
腎性は腎臓自体の問題。
腎後性は腎臓から先の問題なんだ。

リーナ
腎臓に問題なくても腎臓が悪くなったりするんだね。

キッド
そーなんだよ。
だけど腎臓の問題じゃなかったら原因を取り除くと腎機能の回復が期待できるんだよ。

リーナ
やった~!!

キッド
いや、そもそも何もなってないだろ・・・まだ

リーナ
治る可能性があると思ったら嬉しくなっちゃった。

キッド
うん。
だけど一刻も早い治療が必要になるんだ。
そのままにしておくと腎臓の機能が回復しない慢性腎臓病へと進行していく場合があるんだよ。

リーナ
それは大変だ。お医者さんに行こう。

キッド
思い付きじゃなく定期的な検査も大事だよ。

リーナ
は~い。


スポンサーリンク