糸球体濾過量(GFR)

2017年10月27日

キッド
糸球体が血液をろ過して原尿を作る量を糸球体濾過量という話をしたよね。
これはすごく大事なことだから詳しく説明していくね。

リーナ
1日に約150リットルも作るんだったね。

 

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糸球体濾過量
(Glomerular Filtration Rate:GFR)

 

キッド
糸球体濾過量は普通は1分間の血液ろ過量の事をいうんだけど、腎臓の機能を判断する重要な指標になるんだよ。

リーナ
1分間だと約100mlだったね。

キッド
数字得意だよね。

キッド
だけど直接ろ過量を測ることはすごく難しいんだ。直接見れないしね。

リーナ
ほんとだ!全然見えない!

キッド
そ、そーだろ・・・

キッド
そこで用いることにしたのが菊芋に多く含まれている「イヌリン」という物質なんだ。
天然の多糖類の一種であるこの「イヌリン」は人間では一切消化吸収が出来ないんだよ。

リーナ
そーなんだね。
だから・・・だから・・・

リーナ
何なの?

キッド
・・・

キッド
だから体内に取り込んだ量と同じ量排出されるんだよ。

リーナ
食べたものがそのまま出るんだね。
そーいえば餌のチコリも同じ成分はいっているよね。

キッド
もっと言い方があるだろ・・・
そ、そーそーチコリチコリ

キッド
チコリ?知らなかった・・・

キッド
その特性を活かして、この「イヌリン」を注射しどのくらいの時間で尿として排出されるかを測定することで糸球体濾過量を導き出すことにしたんだ。
これをイヌリン・クリアランスというんだよ。

リーナ
すごいねぇ。

キッド
僕らが食べてもイヌリンだね。

リーナ
注射はヤダなぁ。

キッド
ネコが食べても・・・

リーナ
調べるの大変そう。

キッド
・・・

キッド
そ、そうなんだよ。
この測定法は非常に手間と時間がかかるんだ。
点滴の確保はもちろん、尿を溜めたり時間おきの採血や飲水、分単位で補正しなければならない計算法など沢山の手順があり最低でも半日はかかってしまうんだよ。

リーナ
え~!?
キッドのダジャレ聞くのより大変じゃない!!

キッド
聞こえてたんじゃないか・・・

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